日本時間3月19日(現地18日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がホームのキャピタル・ワン・アリーナで行なわれたユタ・ジャズ戦に先発出場し、12点、7リバウンドをマークした。試合は131-122でウィザーズが勝利し、後半戦初の白星を手にした。 序盤、八村がオフェンスでチームをリードした。第1クォーターでフィールドゴール3本、フリースローを2本決めて8点。強豪ジャズを相手に31-20というスタートダッシュを演出した。その後八村の得点は伸びなかったものの、リバウンドやディフェンスでチームに貢献。ラッセル・ウェストブルックからのアシストでダンクを決めるなど、随所で見せ場も作った。 試合は第1クォーター中盤以降、ウィザーズがリードを明け渡すことは一度もなかった。第3クォーター中盤と第4クォーター終盤でジャズに猛追されるも、何とか逃げ切りに成功。前半終了前には64-40と最大24点リードを奪うなど、リーグ最高勝率を記録するジャズに堂々たる戦いぶりだった。なお、この日の勝利でウィザーズはジャズ戦の連敗を9で止めている。 ウィザーズは八村以外に、第3クォーターだけで15点をマークしたビールがゲームハイとなる43点を記録。ビールが40点以上を挙げた試合で勝利したのは、2019年以来では初めてだった。ウェストブルックは35点、15リバウンド、13アシストで、リーグトップとなる今季13度目のトリプルダブルを達成している。そのほか、アレックス・レンが9点、6リバウンド、ロビン・ロペスが11点、5リバウンドをマークした。ダービス・ベルターンスは右ふくらはぎの張りのため、出場は3分にとどまっている。 ジャズはドノバン・ミッチェルがチームハイの42点、4リバウンド、6アシスト、ルディ・ゴベアが10点、13リバウンド、2スティール、2ブロック、3ポイントを8本沈めたジョー・イングルズがキャリアハイの34点、5リバウンド、ロイス・オニールが11点、7リバウンドを記録。しかし、チーム全体でフリースローを57.1%(16/28)しか決められず。ゴベアは1本目から連続で7本ミスしてしまった。また、マイク・コンリーが欠場している。 連敗を5で止め15勝25敗となったウィザーズは、22日(同21日)に敵地バークレイズ・センターでブルックリン・ネッツと、直近6戦で4敗目を喫し29勝11敗となったジャズは、20日(同19日)に敵地アマリー・アリーナでトロント・ラプターズと対戦する。