日本時間3月8日(現地7日)、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が、デトロイト・ピストンズとバイアウトに合意したブレイク・グリフィンがブルックリン・ネッツとの契約に合意したと報じた。グリフィンのエージェントであるエクセル・スポーツ社のサム・ゴールドフェーダー氏が『ESPN』に語ったという。 契約は今季残りのシーズンが対象で、ネッツはベテランミニマム契約によってグリフィンを獲得するとのこと。グリフィンはすでにネッツのショーン・マークスGMにブルックリンで優勝を目指して戦うことを告げている。もし正式にネッツ加入が決まれば、かつてロサンゼルス・クリッパーズでチームメイトだったディアンドレ・ジョーダンと再びプレイすることとなる。 過去に6度オールスターに出場している選手としては非常に安価な契約となりそうだが、グリフィンはクリッパーズ在籍時に5年総額1億7100万ドルの大型契約を結んでおり、バイアウト後もピストンズから来季2980万ドルを受け取ることができる。 31歳のグリフィンは今季ピストンズで20試合に出場し、自己ワーストの平均12.3点、5.2リバウンド、3.9アシストと低迷。さらに、ピストンズは昨年6月にGMとなったトロイ・ウィーバーが再建を推し進めており、若手を重用する傾向が続いていたことも去就に大きく影響している。2月13日(同12日)のボストン・セルティックス戦を最後にコートには立たず、2月下旬からチームに帯同していなかった。 かつては豪快なダンクでファンを魅了したグリフィンだが、近年は3ポイントなどシューターとしてプレイする場面が多々見られる。ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービング、ケビン・デュラントなどオフェンスのオプションが豊富なネッツで、どのような貢献を見せられるか。