日本時間3月8日(現地7日)、ユタ・ジャズのマイク・コンリーが同日に開催されたNBAオールスター2021に向けたメディア会見を実施した。 怪我のデビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)の代わりにオールスターに選出されたコンリーだが、最初はその連絡が知らない電話番号からだったということもあり対応しなかったという。しかし、チームからその電話がリーグからのものであると伝えられてかけ直すと、リーグから「もし参戦できるなら枠がある」と言われ、「今すぐに行く」と即答したという。 キャリア14年目にしてオールスター初選出となった33歳のコンリーは「信じられない。この機会に感謝している」と喜びを語った。ジャズの公式サイトが、そのコメントを紹介している。 「これまで多くの得点を取ったシーズンもあったけど、チームが中位だったり、成績が良くなかったりで選出されることはなかった。とてもいいチームで少し違った役割を担うこともあった。ユタではそういう状況だね。素晴らしい選手たちの横でとてもいいプレイができている。今回のこの機会は個人で達成したものではなく、チームとして成し遂げたもの。人生の中でも最高の瞬間の一つだね。楽しみだよ」 チーム・レブロンを指揮するジャズのクイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)もベテラン司令塔の選出を「彼はオールスターに値するよ。なかなかスタッツでは表れないが、彼はチームの勝利に大きく貢献しており、とても重要な存在だ」と喜んだ。 コンリーは今季ここまで29試合に出場し、平均16.1得点、3.5リバウンド、5.7アシスト、1.4スティール、そして自己ベストの3ポイント成功率42.4%を記録するなど、リーグトップの戦績(27勝9敗)を残すジャズの司令塔として活躍を披露。参加した3ポイントコンテストでは優勝したステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)に次ぐ2位の成績を残し、オールスターゲームでは12分間で3得点、1リバウンド、2アシスト、1スティールをマークした。