日本時間2月28日(現地27日)、ブルックリン・ネッツは本拠地バークレイズ・センターでダラス・マーベリックスと対戦し、98-115で敗れた。ネッツは、カイリー・アービング(肩)とケビン・デュラント(ハムストリング)が不在だった影響もあり、連勝が8で途切れた。 今季ネッツで全試合出場しているのは、途中トレードでヒューストン・ロケッツから加入したジェームズ・ハーデンを除けばジョー・ハリスのみ。スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は、怪我や新型コロナウイルスによって一貫性のあるラインナップを組めない難しさを語った。指揮官が敗戦後に口にしたコメントを、チーム公式サイトのトム・ダウド記者が紹介している。 「今日は(選手の)選択肢が少なかったことに、全員が苛立っていた。2人のオールスター選手がいないだけでなく、ジェフ(グリーン)も戦線離脱していたし(過去2試合欠場)、タイラー(ジョンソン)はプレイできなかった。これまで同じ時間でプレイしてこなかった選手たちが、ともにプレイすることになった。苛立たしいことだが、これが今シーズンの特徴だね。これからも様々なラインナップを試すことになるだろう。選手たちはこの不安定な状況により慣れてきているから、問題はないと思うけどね」 また、ナッシュHCはアービングの状態について、「深刻ではない」とアップデート。3月2日(同1日)に予定されるサンアントニオ・スパーズ戦での復帰を示唆した。 「(欠場は)メンテナンスのためだと思う。我々とも話しているし、彼は自分の体を理解している。過去にも肩に問題を抱えていたから、必要な予防対策だよ。それ以上のことではないし、次戦プレイできると期待している。そうならなくともオールスター休暇まで続くものではないと思う」