ウォリアーズのスティーブ・カーHCがドレイモンド・グリーンの失態に苦言「一線を超えた」

日本時間2月21日(現地20日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対シャーロット・ホーネッツは102-100でホーネッツが勝利を収めた。 ホーネッツのテリー・ロジアーが左コーナーから決勝ブザービーターを決める劇的な幕切れとなったが、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがその直前に犯した失態がブザービーター同様に話題となっている。 それはウォリアーズが100-98でリードしていた試合残り9.3秒の場面で起きた。ホーネッツは、ラメロ・ボールがジャンプボールに勝ってポゼッションを手にするのと同時にタイムアウトを取った。しかし、同じような状況でウォリアーズのタイムアウトが認められなかったこともあり、グリーンはこの判定に対して激怒。そこで2度のテクニカルファウルを科されて退場となってしまった。 ホーネッツはこれで獲得した2本のフリースローをロジアーが決めて同点に追いつく。そして、その後のポゼッションでブザービーターをヒットし、逆転勝利を飾ったのだった。 グリーンが冷静さを保てていれば、勝つ可能性が高かったウォリアーズ。勝負所で失態を犯したグリーンに対し、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は「彼は一線を超えた」と苦言を呈した。『NBA.com』のスティーブ・アシュバーナー記者が、そのコメントを伝えている。 「彼の情熱とエナジーは素晴らしいし、彼なしではチームは成り立たない。しかし、それは一線を超えてもいいという意味ではないし、それは彼も理解している」 試合後のメディア会見に姿を表さなかったグリーンだが、同僚のエリック・パスカルよればグリーンはチームに謝罪をしていたという。 「彼は(敗戦は)自分の責任であり、リーダーとしてその責任を負うと言っていたよ。何であれ僕らはドレイモンドと一緒だ。彼は素晴らしい人間であり、競争者なんだ」 今季ウォリアーズは、選手の出場時の得失点差を示す+/-(プラスマイナス)でグリーンが+10以上記録した10試合で無敗。反対に-10以上だった試合は6戦全敗と、グリーンの出来が勝敗を大きく左右している。 これまでのキャリアでも、冷静さを失う場面が散見されたグリーン。チームとしては欠かせない存在なだけに、今回の失敗を糧にリーダーとしてさらなる成長に期待が懸かる。

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