日本時間2月7日(現地6日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太が敵地ステイト・ファーム・アリーナで行なわれたアトランタ・ホークス戦に途中出場した。渡邊は7分出場して2リバウンドを記録。試合は121-132でラプターズが敗れ、今季の成績は10勝13敗となった。ホークスはラプターズ戦10連敗中だったが、不名誉な記録をついに食い止めた。 渡邊は第1クォーター残り2分15秒に、パスカル・シアカムとの交代でコートイン。第2クォーター残り6分55秒にノーマン・パウエルと後退するまでに2ファウルを記録してしまったが、フットワークを生かしたタフなディフェンスで存在感を発揮した。しかし、その後はクリス・ブーシェイ、スタンリー・ジョンソン、ディアンドレ・ベンブリーが好調だったこともあり、出場機会は与えられなかった。 試合は前半終了時点で66-63とホークスが3点リード。第3クォーターではホークスが走ろうとするとラプターズがしぶとく食らいつくという展開が続き、僅差のまま終盤を迎える。ラプターズはフレッド・バンブリートやカイル・ラウリーの活躍で逆転を目論むも、2ポゼッション差からはなかなか点差を詰められず。試合残り52.8秒にはホークスのケビン・ハーターにこの日5本目となる3ポイントを決められるなど、逃げ切りを許した。 3連勝がストップしたラプターズは渡邊のほか、ブーシェイがゲームハイの29点、10リバウンド、2ブロック、フレッド・バンブリートが25点、10アシスト、2スティール、パウエルが20点をマーク。しかし、チーム全体の3ポイント成功率は34.2%(13/38)に落ち込んだ(ホークスは19/36で52.8%)。 ホークスはトレイ・ヤングが28点、13アシスト、2ブロック、クリント・カペラが23点、16リバウンド、4ブロック、ハーターが19点、ジョン・コリンズが19点、7リバウンド、3ブロックを記録した。 ラプターズは、9日(同8日)に敵地フェデックス・アリーナで渡邊の古巣メンフィス・グリズリーズと対戦する。