日本時間2月2日(現地1日)、NBAは12・1月の月間最優秀コーチ賞に、ユタ・ジャズのクイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)とフィラデルフィア・76ersのドック・リバースHCを選出したと発表した。 開幕からの約6週間で、スナイダーHCはリーグ2位となる15勝5敗をマーク。とりわけ1月は11連勝を含む月間13勝3敗とリーグ最高の数字を残し、ホームのビビント・アリーナでは8戦全勝という圧倒的な強さを見せつけた。 スナイダーが同賞を受賞するのは2017-18シーズンの3・4月以来2度目。ジャズのHCとして複数回受賞したのは、フランク・レイデン(2度)、ジェリー・スローン(10度)に次いで、史上3人目の快挙である。 リバースHCが同賞を受賞するのは2018年11月以来、通算12度目となる。受賞回数はサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCの17回に次ぎ、フィル・ジャクソン、ジョージ・カール、パット・ライリーらと並んで歴代2位タイ。76ersで同賞に輝いたのは、ブレット・ブラウン、ラリー・ブラウン、ジム・ライナム、ビリー・カニンガムに続いて5人目だ。 リバースHCは76ersに15勝(6敗)をもたらして、チームをイースト1位に押し上げた。とりわけ秀でているのが守備で、ディフェンシブ・レーティングはイーストトップの106.8を記録。110失点以下に抑えた試合は9勝1敗だった。なお、ダニー・グリーン、トバイアス・ハリス、ジョエル・エピソード、セス・カリー、ベン・シモンズがスターターで出場した際は11戦全勝している。