日本時間1月10日(現地9日)、ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナでマイアミ・ヒートと対戦し、124-128で敗れた。先発出場したウィザーズの八村塁は25分出場し、2試合連続となる17点、5リバウンド、2アシストを記録した。 ウィザーズはラッセル・ウェストブルック(左大腿四頭筋打撲)、ブラッドリー・ビール(健康・安全プロトコル)と、主力2人を欠いた布陣で昨季ファイナリストのヒートに挑んだ。さらに、第1クォーターにはトーマス・ブライアントが左膝を負傷してコートを離れるというアクシデントにも見舞われる。そんななかコートでは序盤に激しい点の取り合いが繰り広げられ、第1クォーターで47(ヒート)-44(ウィザーズ)というハイスコアを記録。ヒートの47点は第1クォーターにおける球団最多得点記録となった。 ウィザーズもブライアントに代わって出場したロビン・ロペスやギャリソン・マシューズら控え陣の奮闘もあり、前半を71-75と4点ビハインドで折り返す。しかし後半はヒートのペースで、第3クォーターを28-15で突っ走る。ウィザーズも第4クォーター残り2分を切ってからルーキーのデニ・アブディヤが3本連続で3ポイントを沈めて5点差まで詰め寄るも、逆転するには至らず。4点差で惜敗した。 ウィザーズはマシューズがチームハイの22点、アブディヤが20点、ロペスが13点、ヒートはタイラー・ヒーローがゲームハイの31点、9リバウンド、ジミー・バトラーが26点、10リバウンド、9アシスト、2スティール、八村と同じゴンザガ大出身のケリー・オリニクが18点をマークした。 2勝8敗となったウィザーズは12日(同11日)、ホームでフェニックス・サンズと対戦する。