ミルウォーキー・バックスは、12月29日(日本時間30日)に行われたマイアミ・ヒート戦で144-97と大勝を飾った。この試合では、フランチャイズ記録とNBA記録が誕生している。 バックスは大黒柱のヤニス・アデトクンボ、クリス・ミドルトンを中心に、第1クォーターで46-26のランを決め、大量リードを奪う。続く第2クォーターでも37-25と突き放し、後半も危なげなく試合を進めたが、この日は3ポイントシュートが面白いように決まった。 第4クォーター残り6分7秒にサム・メリルが3ポイントを決め、チーム全体の成功数が28本に到達。『NBA.com』によれば、ヒューストン・ロケッツが2019年4月のフェニックス・サンズ戦で樹立した27本を更新し、NBA記録となった。バックスはその後、ブラウアン・フォーブスも1本追加して、計29本の3ポイントを成功させている。 チームとしての3ポイント成功率は56.9%(51本中29本成功)。アデトクンボを除き、出場13選手中12人が3ポイントを1本以上決めた。また、47点差での勝利はアウェーでのフランチャイズ史上最大得点差だという。 ドリュー・ホリデーをトレードで獲得するなど、オフに大きな動きを見せたバックスは12月27日(同28日)のニューヨーク・ニックス戦に敗れるなど、ここまで波に乗れていなかったが、ヒート戦での爆発が復調のきっかけになるかもしれない。