バックスが無観客でのシーズンスタートを発表「ファン、選手、コーチ、アリーナスタッフの健康と安全が最優先事項」

ミルウォーキー・バックスは11月23日(日本時間24日)、無観客で2020-21シーズンをスタートすることを公式サイトで発表した。 新シーズンは12月22日(同23日)開幕が決定しているが、新型コロナウイルスの世界的流行を踏まえ、ファイサーブ・フォーラム(1万7341人収容)でのホームゲームは、州および地方のガイドラインに従って、状況に進展があるまでは無観客で開催するという。 「ファン、選手、コーチ、チーム、アリーナのスタッフの健康と安全が、我々の最優先事項です」 バックスはこのように声明を発表。シーズン後半に有観客試合開催が可能か、州および地方の保健当局、NBAと引き続き協力して模索していくとしている。 NBAでは、ポートランド・トレイルブレイザーズとロサンゼルス・レイカーズもすでに無観客開催を発表。逆に、メンフィス・グリズリーズが最低6フィート(約1.8m)の距離を保って全体の20%収容(約3600人)、オクラホマシティ・サンダーの人数未発表ながら有観客の意向を表明している。 一方、国境を越えた移動制限、14日間の隔離期間があるなかで、カナダでのシーズン開幕が難しくなったトロント・ラプターズは、フロリダ州タンパを臨時の本拠地として開幕することを発表。NHLタンパベイ・ライトニングの試合が開催されているアマリー・アリーナを使用する。バブル(隔離地域)で再開されたシーズンに臨む際には、フロリダ州で事前キャンプを行っていたが、再びフロリダを代替えベース地にすることになった。

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