11月23日(日本時間24日)、ユタ・ジャズが完全FA(フリーエージェント)になっていたジョーダン・クラークソンと再契約を結んだとチームの公式サイトで発表した。 28歳のクラークソンは、昨シーズン途中にクリーブランド・キャバリアーズとのトレードでジャズに加入すると、移籍以降42試合に出場し、平均15.6得点、2.8リバウンド、1.6アシストを記録。平均24.7分と限られた出場時間の中で、ベンチの起爆剤として得点を量産していた。 契約内容は4年総額5200万ドル(約54億3000万円)になると、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は報じている。2014-15シーズンにロサンゼルス・レイカーズでNBAデビューしたクラークソンは、キャリア通算で平均14.8得点、3.1リバウンド、2.6アシストをマーク。新シーズンにおいても、控えの得点源としての役割を担うことが予想される。 またジャズは、昨季ニューオーリンズ・ペリカンズでプレイした29歳のビッグマン、デリック・ファイバーズも加入が内定している。フェイバーズは、NBA入りした2010-11シーズン途中にトレードでニュージャージー(現ブルックリン)・ネッツからジャズに移籍すると、2018-19シーズンまでの8年半チームに在籍。2019年7月にペリカンズにトレードされたが、わずか1年での古巣復帰となった。 フェイバーズは昨季51試合で平均9.0得点、9.8リバウンド(自己最高)を記録。ジャズではルディ・ゴベアの控えを務めることになると思われるが、クラークソン、ジョー・イングルズらとともにセカンドユニットを支える活躍が期待される。 なお、『The Athletic』のトニー・ジョーンズ記者によれば、契約は3年総額2700万ドル(約28億2000万円)になるという。