ボストン・セルティックスは11月22日(日本時間23日)、若きエースのジェイソン・テイタムと5年間の契約延長で合意したという。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。 2017年のNBAドラフト1巡目3位指名でセルティックス入りしたテイタムは、ルーキーイヤーからレギュラーに定着。平均13.9得点→15.7得点→23.4得点と着実に成績を伸ばし、3年目の昨季は初のオールスター出場、オールNBAチーム(3rdチーム)選出と大きな飛躍を遂げた。今年2月には、“キング”ことレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)からも「彼(テイタム)は特別な選手だ」と太鼓判を押されていた。 ウォジナロウスキー記者によれば、セルティックスとテイタムの代理人を務めるジェフ・ウェクスター氏は22日(同23日)、契約の詳細確定に至ったという。その額は5年総額1億6300万ドル(約169億2000万円)。オールNBAチームに選出された場合、その額は1億9500万ドル(約202億5000万円)に上昇する。 セルティックスは2019年10月、ジェイレン・ブラウンと4年総額1億1500万ドル(約119億4000万円)で契約延長。司令塔ケンバ・ウォーカーも加入した2019-20シーズン前に4年総額1億4100万ドル(約146億4000万円)の契約を結んでおり、テイタムを含めて昨季平均20得点を挙げたトリオは、少なくとも2021-22シーズンまで共闘することになる。 今オフ、セルティックスはゴードン・ヘイワードのシャーロット・ホーネッツ行きが内定。一方で、完全FA(フリーエージェント)でトリスタン・トンプソン、ジェフ・ティーグの加入が合意に至っており、移籍市場で大きく動いている。