トレード要求報道のラッセル・ウェストブルック、移籍先にホーネッツが浮上 求めるはエースとしての役割?

11月11日(日本時間12日)、ヒューストン・ロケッツのラッセル・ウェストブルックが球団にトレードを要求したというニュースが大きな話題となった。トレードを要求した理由について、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。 シャラニア記者によると、ウェストブルックはロケッツの人事などに関する説明責任やカルチャーに不満を持っていると、チーム関係者に伝えたという。そのうえで「オクラホマシティ・サンダー時代のように、フロアジェネラル(コート上の指揮官)としての役割が担えるチームに加わりたい」と要求したようだ。 また、シャラニア記者は、ウェストブルックの移籍先としてマイケル・ジョーダンがオーナーを務め、11月18日(同19日)に開催されるNBAドラフトで全体3位指名権を保有するシャーロット・ホーネッツが急浮上したと以下のように伝えている。 「ウェストブルックの獲得には複数のチームが興味を示している。しかし、ホーネッツには扱いやすい契約のベテラン選手がいる。また、ウェストブルックとは、ジョーダンブランド(ウェストブルックのスポンサー)の繋がりもある。現状、ジェームズ・ハーデンとウェストブルックのトレードにロケッツは消極的だが、ドラフトまでまだ時間は残されている」 2008年のNBAドラフト1巡目全体4位指名でサンダーに入団したウェストブルックは、2019年7月にロケッツにトレードされるまでサンダー一筋でプレイ。ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)やジェームズ・ハーデンら主力選手が移籍したあともエースとしてチームを支え続けた。特にデュラントがゴールデンステイト・ウォリアーズに移籍した2016年以降は、2016-17シーズンから2018-19シーズンにかけてNBA史上初となる3年連続のシーズン・トリプルダブル(個人スタッツの3部門で1試合平均2桁を記録)を達成し、2017年にはシーズンMVPも受賞している。 ロケッツ加入後は、メインのボールハンドラーであるハーデンと共存するため、自身の役割を見直さなくてはならず、昨季序盤はチームに適応することに苦戦。レギュラーシーズンに平均27.2得点、7.9リバウンド、7.0アシストというハイアベレージを記録するも完全に噛み合うことはなく、チームもプレイオフのウェスタン・カンファレンス準決勝で敗退している。 果たしてNBA屈指のスーパースターであるウェストブルックは、2年連続でチームを変えることになるのだろうか。

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