NBA公認の人気バスケットボールゲーム『NBA2K』の最新作『NBA 2K21』は、10月22日(日本時間23日)に製作者からプレイヤーレーティングの一部が発表された。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が35歳にして依然能力値トップに君臨するなか、ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)は“低評価”をバネにさらなるステップアップを誓っている。 インディアナ・ペイサーズでツーウェイプレイヤー(攻守兼備の選手)としての地位を確立したジョージは、これまでオールスター計6回に出場。昨季はオクラホマシティ・サンダーでリーグ2位の平均28.0得点、自身初のスティール王(平均2.2本)獲得と目覚ましい活躍を見せて、オフにクリッパーズへ移籍した。 今季は平均21.5得点、5.7リバウンド、3.9アシストを記録したものの、肩の故障で開幕に出遅れ、プレイオフでスランプに陥ってカンファレンス準決勝敗退の槍玉に挙げられてしまった。 ジョージは、2Kスポーツのデジタルマーケティング・ディレクターであるロニー2Kとのオンラインインタビューに登場。最新作『NBA 2K21』における自身の能力値について尋ねられると、「『90』未満でも驚かない。『88』と言っておこう」と答えた。 すると、ロニー2Kは「正解だ。君は昨シーズン、『93』からスタートした。でも、『88』は依然としてトップ20に入る。シーズン終了時にはいくつになっていると思う?」と今作では能力値がダウン査定になっていることを明言。そのうえで、来季の最終的な能力値の予想を問うと、ジョージは力強く新シーズンでのステップアップを誓った。 「次のシーズンに向けて素晴らしいトレーニングをするよ。(シーズン終了後には)俺は『95』くらいだと予想する。2K22では『96』だ」 これまでも、右足開放骨折の大怪我を克服してスターの地位に上り詰めたジョージ。周囲の厳しい声や低評価は、彼を突き動かす原動力となるはずだ。