インディアナ・ペイサーズは今季のプレイオフ1回戦で敗退後、契約延長に合意していたネイト・マクミランHC(ヘッドコーチ)を電撃解任した。その後、後任の指揮官は未だ発表されていないが、『The Ringer』のケビン・オコナー記者は、ニューオーリンズ・ペリカンズのクリス・フィンチAHC(アソシエイトヘッドコーチ)が現時点でその最右翼だと報じている。 フィンチAHCは、2011-12シーズンからヒューストン・ロケッツで5年、デンバー・ナゲッツで1年、AC(アシスタントコーチ)を務めた後、2017−18シーズンにペリカンズへ加入。当初はACだったが、在籍3年目となった今季はAHCに昇格していた。 フィンチAHC以外にも、マイク・ダントーニ(ヒューストン・ロケッツ前HC)、マイク・ブラウン(ゴールデンステイト・ウォリアーズAC)、デイビッド・イェーガー(サクラメント・キングス前HC)といったHC経験者に加え、2004年に司令塔としてデトロイト・ピストンズを優勝に導いたチャウンシー・ビラップスなどが候補としてこれまでに挙がっている。また、オコナー記者によれば、ペイサーズはマイアミ・ヒートのクリス・クイン、ダン・クレイグの両ACとも面談を行う予定だという。 ペイサーズは5シーズン連続でプレイオフに出場するも、いずれも1回戦で敗退している。