再建狙うニックス、番記者は期待の若手2人以外は全員がトレード候補と主張

7年連続プレイオフ不出場と長らく低迷が続くニューヨーク・ニックスだが、レオン・ローズ新球団代表の下、トム・シボドーを新指揮官として招聘するなどチームの刷新に着手している。 今季終了後のオフシーズンでは、トレードなどを駆使したロスターの整備にかかることが予想されるなか、『The Athletic』でニックスの番記者を務めるマイク・ボルクノフ記者は、バスケットボールアナリティックスのパイオニアとも呼ばれる同社のジョン・ホリンジャー記者とともに、ニックスの補強案を議論。そこでボルクノフ記者は、RJ・バレットとミッチェル・ロビンソンの若手2人以外は、ほとんどの選手がトレード候補だとした。

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「ニックスは2020-21シーズンに向けてチームを向上させるため、このオフシーズンで大きく動くと思う。どうするかは定かではないが、RJ・バレットとミッチェル・ロビンソンを除いた全員にトレードの可能性がある」 2019年ドラフト1巡目全体3位で指名された20歳のバレットは、今季56試合で平均14.3得点、5.0リバウンド、2.6アシストと、プロ1年目としては及第点の成績をマーク。22歳のロビンソンは、2年目の今季61試合で平均9.7得点、7.0リバウンド、2.0ブロック、そしてNBAのシーズン記録となるフィールドゴール成功率74.2%をマークしている。 現在、ニックスにはクリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)やビクター・オラディポ(インディアナ・ペイサーズ)などの獲得を狙っているという報道が出ている。補強するにも対価が必要となるが、他チームにとって最も魅力のあるバレットとロビンソンを維持しつつ、戦力強化を進めることはできるのか。

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