1977年から1985年までボストン・セルティックスでプレイし、2度の優勝とファイナルMVP(1981年)を獲得したレジェンド選手のセドリック・マクスウェルが、今シーズンのチームの戦いぶりや、今オフの補強ポイントについて語った。 『NBC Sports Boston』のジャスティン・リーガー記者によると、『Celtics Talk Podcast』にゲスト出演したマクスウェルは、カンファレンス決勝で敗退と、あと一歩のところでNBAファイナル進出を逃した古巣について以下のように語っている。
「プレイオフの終わり方から考えると、今年のセルティックスには大きなチャンスがあったと言えるだろう。今シーズンの最初に、私はセルティックスがイースタン・カンファレンス決勝に進出するかもしれないと予想した。だが、実際に彼らがそこまで到達したら、もっと先に進んでもらいたいと思った。私は、彼らが自分たちの道を自らの力で切り開くことを願ったんだ」 さらに、マイアミ・ヒートとのカンファレンス決勝でセルティックスが露呈した弱点の改善策として、昨季までチームに在籍したビッグマンを連れ戻すべきとした。 「セルティックスがアーロン・ベインズを取り戻すことを願っている。巨漢のベインズがいれば、インサイドで相手からチャージングを奪うことができるし、ペイント内に簡単に進入されなくなる。ヒートのバム・アデバヨのような選手にも、好きにプレイされないはずだ。今シーズンはダニエル・タイスも良かったが、ヒートのシリーズではセルティックスのペイント内の弱さが露呈された」 ベインズは今オフに完全フリーエージェントになるが、サラリーキャップに余裕のないセルティックスにとってベインズ獲得は難しいタスクとなる。敏腕で知られるダニー・エインジGM(ゼネラルマネージャー)は、インサイド強化のためにどのような手を施すのだろうか。