「アデトクンボorレブロン」のMVP論争にケビン・デュラントが見解「シーズン全体を評価すべきだ」

2019-20シーズンのMVPはヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が史上12人目となる2年連続受賞を果たしたが、“キング”ことレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)こそがふさわしいとの声も少なくなく、多くの議論を呼んでいる。このタイムリーなトピックに、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)が自身の見解を述べている。 今季は新型コロナウイルスの影響で、レギュラーシーズンが中断した3月12日(同13日)までが選考対象となり、平均29.5得点、13.6リバウンド、5.6アシストを記録したアデトクンボが合計962ポイント(1位票86)を獲得して1位。レブロンが753ポイント(1位票16)で2位という最終結果となった。

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レブロンは全101票のうち、自身への1位票が16票だったことに不満を口にしたことで注目を集めたが、2013-14シーズンにMVP受賞経験を持つデュラントは、ラッパーのジョー・バドゥンがホストを務めるポッドキャストで“MVPレース”について語った。 「(MVPの)評価基準はレギュラーシーズンだ。理解しているが、俺はみんなと同じように感じている。プレイオフも含めて、シーズン全体を評価すべきだ。仮にプレイオフを含めれば、ブロン(レブロン)は簡単にMVPだ。だけど、現行ルールではなぜヤニスがMVPか分かる。彼のスタッツはクレイジーだ」 評価基準や発表時期に関してはこれまでも様々な指摘があったが、デュラントも世論同様、レギュラーシーズンだけでなく、プレイオフも含めたシーズントータルで評価すべきだと主張。その際はレブロンが常にMVP有力候補になるとしつつも、レギュラーシーズンのみ、とりわけ中断期間前までが対象となる今回に関しては、アデトクンボの受賞は自然な流れだと考えているようだ。

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