ロサンゼルス・レイカーズは、8月24日(日本時間25日)に行われたポートランド・トレイルブレイザーズとのプレイオフ1回戦第4戦に135対115で勝利。初戦を落とすもその後3連勝を飾り、1回戦突破に王手をかけている。 今年1月にヘリコプター墜落事故で他界したNBAレジェンドのコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)が現役時代につけていた背番号『8』と『24』にちなんで“マンバ・デイ”と命名されたこの日、試合結果とともに注目を集めたのが第1クォーター残り4分58秒を切った場面での両チームのスコアだった。レイカーズのケンテイビアス・コルドウェル・ポープがレイアップを決めると、スコアはレイカーズがリードの24対8に。偶然にもブライアントの背番号と同じ数字がスコアボードに並んだのだった。
この試合で、レイカーズでは2010年のブライアント以来となるプレイオフでの30得点&10アシスト超え(30得点、10アシスト、6リバウンド)を達成したジェームズは、マンバ・デイに起きたこの出来事ついて、試合後の会見で以下のようにコメントしている。 「24対8で勝っているのは知っていた。常に試合の状況を把握するようにしているからね。24対8というスコアボードを見た時、『そうか、彼(ブライアント)がここにいるんだな』と思ったよ。フランチャイズにとって今夜は素晴らしい夜となった。僕らにとって忘れられない一戦だね」 レイカーズはこの日、ブライアントと共に他界した次女ジアナの背番号『2』が入ったハート型のワッペンが付いた黒い『ブラックマンバ・ジャージー』を試合にて着用。ジェームズはレイカーズの一員として特別ジャージーを着れたことは光栄だったと語っている。 「レイカーズのユニフォームを着られることは光栄だ。それも偉大なコービーが他界する前から着ることが出来たしね。彼(ブライアント)のマインドと創造性にインスパイアされたこのユニフォームを着用した今夜も、それを実感する瞬間のひとつとなったよ」 試合前日の8月23日はブライアントの誕生日で、亡きレジェンドに勝利をプレゼントしたレイカーズ。勝利でカンファレンス準決勝進出が決まるシリーズ第5戦は、8月26日(同27日)に行われる。