ヒューストン・ロケッツのラッセル・ウェストブルックは、右足大腿四頭筋の肉離れで戦線を離脱している。順調には回復しているものの、復帰時期の見通しはいまだ立っていないという。 『ヒューストン・クロニクル』のジョナサン・フェイゲン記者によれば、ロケッツのマイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)は、ウェストブルックの復帰時期は未定とした上で、怪我の回復状況について言及している。
「もう少し時間がかかりそうだ。彼は頑張っているし、怪我も順調に回復している。調子は良さそうだったよ。ただ、まだ復帰時期を語るタイミングではない」 新型コロナウイルスの陽性反応によりフロリダ州オーランド入りが遅れたウェストブルックはシーディングゲーム4試合に出場したが、8月11日(日本時間12日)のサンアントニオ・スパーズ戦後は2試合を欠場。さらにMRI検査の結果、負傷した右足が大腿四頭筋の肉離れと診断された。 8月18日(同19日)からスタートしたオクラホマシティ・サンダーとのプレイオフ1回戦も最初の2試合を欠場している。ダントーニHCはウェストブルックについて、「彼はコンディショニングを欠かしておらず、状態も良くなっている。練習に復帰できれば、すぐに戦線復帰のタイミングが分かるだろう」と補足した。 司令塔不在ながらシリーズ2連勝と順調なスタートを切ったロケッツは、8月22日(同23日)にサンダーと第3戦を戦う。