年間アウォードの個人投票結果を一部記者が発表 その内容にブラッドリー・ビールの妻が疑問を呈す

2019-20シーズンにおける年間アウォードの選考最終日(日本時間29日)を迎えるなか、投票権を持つ一部の記者たちが、それぞれの投票結果を発表している。しかし、そこには今季リーグ2位の平均30.5得点を記録するブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)の名は挙がっておらず、その事実にビールの妻であるカマイアさんは納得していないようだ。 自身の投票結果をすでに発表している『The Athletic』のジョン・ホリンジャー記者は、得点を量産したビールがオールNBAサードチームに選出される可能性はあるとするも、ディフェンス面での貢献度の低さを指摘。『Cleveland.com』のクリス・ヒュードル記者も「リーグワーストのディフェンシブプレイヤーの1人」と、ビールのディフェンスに厳しい評価を下した。

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これを受け、ビールの妻であるカマイアさんは、自身のツイッターにて夫に対するメディア関係者の評価に不満を露わにした。 「理解に苦しんでいるわ。リーグ2位のスコアラーなのよ。議論の必要はないはずなのに」 「他の選手がこんな数字(平均得点)を記録したらMVP候補に挙がるのに(笑)。ちょっとおふざけが過ぎるんじゃないかしら」 「考えて見て。スター選手が“スーパーチーム”を結成すると批判するのに、忠誠心があり、再建を図るチームに貢献し続ける選手に対してこんな評価を下すなんて。みんな偽善者だわ」 右肩の故障により大事を取るために再開シーズン不参加を表明したブラッドリー・ビールは、今季平均30.5得点、4.2リバウンド、6.1アシストと、リバウンド以外で自己最多を記録していた。2019-20シーズン年間アウォードの最終結果は、プレイオフの期間中に発表される予定となっている。

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