NBAは、2019年にインドのムンバイでインディアナ・ペイサーズとサクラメント・キングスが2試合のプレシーズンゲームをプレーすることを発表した。北米のプロスポーツチームがインドで試合をするのはこれが初めてとなる。NBAインディア・ゲームズ2019は、来年の10月4日と5日(現地時間)にNSCIドームで行われる。 NBAとNBAのパートナー企業は、NBAインディア・ゲームズ2019の開催期間中にJr.NBAユース・バスケットボール・プログラムやNBAケアーズといった交流プログラムを開催し、ムンバイのファンにNBAの様々な魅力を届ける。NBAインディア・ゲームズ2019は、主催のBookMyShowとAEG、そしてその他の協賛企業のサポートによって実現した。試合の模様は、テレビやSNSを通じて200を超える国と地域に配信される。 キングスはNBA史上初のインド人オーナーでムンバイ出身のビベク・ラナディブ氏がオーナーを務めているほか、2018年のNBAドラフト1巡目全体2位のマービン・バグリー3世や、2017年のNBAドラフト1巡目全体5位のディアーロン・フォックス、2016年のNBAドラフト1巡目全体6位のバディ・ヒールドといった若手有望株が揃っている。一方のペイサーズは、2018年のNBAオールスターゲームに出場したビクター・オラディポ、2016年にNBAオール・ルーキー・セカンドチームに選出されたマイルズ・ターナー、2016年のNBAドラフト1巡目全体11位のドマンタス・サボニスらを擁し、イースタン・カンファレンスの上位に食い込んでいる強豪チームだ。 現在、インドでは毎シーズン全350試合以上のNBAゲームがSONY TEN1、SONY TEN3、SONY ESPNで放送され、そのうち78試合にはヒンズー語の実況解説も付いている。更に、2018-19シーズンの現地3月10日から4月7日までの間は、5週連続で日曜日のプライムタイムにNBAの試合が放送される予定だ。インドでプライムタイムに5試合のNBAゲームが放送されるのは、今シーズンで2年連続になる。 2006年以降、述べ35人ものNBAとWNBAの現役選手や引退選手がインドを訪れ、2011年にはムンバイにNBAのオフィスも開設されている。