NBAチャンピオンに4度輝き、現在は『TNT』で解説者をしているNBAレジェンドのシャキール・オニールが、シーズン再開後のイースタン・カンファレンスのプレイオフでブルックリン・ネッツが1回戦を突破すると予想した。 ドウェイン・ウェイド、ビンス・カーター、キャンディス・パーカー(WNBA)らが参加したTNTのオンライン討論会で、オニールはネッツが躍進する理由について以下のように語った。
「(オーランドのバブルという1箇所で開催される再開後のシーズンでは)ホームコート・アドバンテージが無いから、下位シードのブルックリンがプレイオフ・セカンドラウンドに進出するかもしれない。こんな予想を聞くのは初めてのはずだ。明確なホームコート・アドバンテージが無いことで、選手たちの気持ちはあまり高まらないだろう。そして、(不参加の選手が多いため)ネッツには特定のエースがいない。きっと、ネッツは相手チームにとって最も戦いづらいチームになるだろう」 ネッツは、ケビン・デュラントとカイリー・アービングという2大エースに加え、スペンサー・ディンウィディー、ディアンドレ・ジョーダン、トーリアン・プリンスといった主力選手が相次いで再開後のシーズンへの不参加を表明したため、かなり厳しい状況だというのが一般的な見解だ。大ベテランでスコアラーのジャマール・クロフォードを急きょロスターに加えたが、上位シードを破って「プレイオフ2回戦に進出する」とまで予想するのは、かなり大胆だ。 しかし、ディンウィディーもオニールと同じくネッツの活躍を信じているようだ。 先日のビデオ会見でディンウィディーが冗談まじりに語った内容を、『Bleacher Report』のタイラー・ルックス記者がツイッターで報じている。 「オーランドのバブルにおける注意点は、1:通報電話をかけない、2:配達物を受け取る時にウッカリ境界線を越えない、3:バブルにガールフレンドを呼ぶな、4:ブルックリン・ネッツに気を付けろ、の4点だ」 ネッツはイースタン・カンファレンス7位(30勝34敗)でシーズン再開を迎える。