ブルックリン・ネッツが、ベテラン・フォワードのマイケル・ビーズリーと2019-20シーズン終了までの契約を結んだことが、チームの公式サイトにて発表された。チームの規約に則り、契約の詳細は明らかにされていない。 ネッツは、オールスター選手のケビン・デュラント(アキレス腱断裂)とカイリー・アービング(肩の怪我)のほか、中心選手のスペンサー・ディンウィディー、ディアンドレ・ジョーダン、ウィルソン・チャンドラー、トーリアン・プリンス、ルーキーのニコラス・クラクストン(肩の手術)らが再開後のシーズンへの不参加を相次いで表明。そのため、前日の7月8日(日本時間9日)にはベテランガードのジャマール・クロフォードと契約して戦力補強に着手していた。
2008年のNBAドラフト1巡目2位指名でNBA入りしたカンザス州立大出身のビーズリーは、これまでのキャリアでマイアミ・ヒート、ミネソタ・ティンバーウルブズ、フェニックス・サンズ、ヒューストン・ロケッツ、ミルウォーキー・バックス、ニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・レイカーズといったNBAチームを渡り歩いたほか、中国のリーグでもプレイした経験を持っている。NBAで最後にプレイしたのは2018-19シーズンのレイカーズが最後で、昨年は中国の広東サザンタイガースでプレイした。 サイズと得点力を兼ね備えたビーズリーは、NBAのキャリア通算609試合で平均12.4得点、4.7リバウンド、1.3アシストを記録している。 なお、ビーズリーは昨年4月にNBAから薬物規定違反による5試合の出場停止処分を言い渡されており、再開後のシーズン最初の5試合は出場できない。