ブルックリン・ネッツとフリーエージェント(FA)のジャマール・クロフォードが契約合意に至ったと、『The Athletics』のシャムズ・シャラニア記者が自身のツイッターにて報じた。 ネッツは、怪我により再開後のシーズン欠場が確定していたケビン・デュラントとカイリー・アービングに加え、新型コロナウイルス感染が発覚したことで不参加となったディアンドレ・ジョーダン、スペンサー・ディンウィディー、ウィルソン・チャンドラー、トーリアン・プリンスと、主力6選手を欠くという大打撃を受けていた。クロフォードは、再開後のシーズンで主軸を欠くネッツの即戦力となることが期待される。
2000年のドラフト全体8位でシカゴ・ブルズに入団したクロフォードは、その後、ニューヨーク・ニックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、アトランタ・ホークス、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、フェニックス・サンズとを計8チームでプレイ。キャリア通算1326試合に出場し、平均14.6得点、2.2リバウンド、3.4アシストを記録している。 歴代最多タイとなる3度の最優秀シックスマン賞受賞を誇る40歳のベテランは、サンズに在籍していた昨季に平均7.9得点、3.6アシストをマーク。同シーズンの最終戦ではダラス・マーベリックス相手に51得点を挙げる活躍を披露。50得点以上をマークしたリーグ史上最年長の選手となったほか、4つのチームで50得点以上を挙げたリーグ唯一の選手となったが、今季は無所属となっていた。 また、更なる戦力補充を図るネッツは、同じくFAのマイケル・ビーズリーとの契約にも近づいているとシャラニア記者は伝えている。