ブルックリン・ネッツのスペンサー・ディンウィディーは7月7日(日本時間8日)、フロリダ州オーランドで再開されるシーズンへの不参加を自身のツイッターで表明した。 6月下旬に新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たディンウィディーは自主隔離生活へ。7月6日(同7日)には「10日目の病状:起床時に起こる副鼻腔圧が原因の頭痛は徐々に治り始めているが、少し自転車をこぎすぎたため、目まいと倦怠感を感じている。でも、明日の検査で陰性と判定されたら、火曜日(7日)からコートでのプレイが許可されるはずだ」とツイートしていた。
再検査待ちだったなか、7日(同8日)に再度ツイッターを更新。「昨日、別の検査で陽性反応の結果が出たこと、そして今の症状を考慮して、チームドクターと僕はオーランドでプレイしないことが僕とチームにとって一番いいと判断した。僕はあらゆる形でチームをサポートする!」と綴り、再開されるシーズンを欠場する意向を明かした。 2014年のNBAドラフト2巡目全体38位指名でデトロイト・ピストンズに入団し、Dリーグ(現Gリーグ)でのプレイも多く経験している苦労人のディンウィディー。6年目の今季は64試合に出場して平均20.6得点、6.8アシストと攻撃を牽引してきただけに、不在決定はチームにとって痛手だが、ツイッターの投稿にはファンから「健康第一。早く良くなりますように」「辛いだろうけど、賢明な判断だ」といったコメントが寄せられている。 カンファレンス7位(30勝34敗)のネッツは、リーグ中断時にもケビン・デュラントら4選手が感染。カイリー・アービング、デュラント、新人のニコラス・クラクストンが故障、ウィルソン・チャンドラーが家族優先、ディアンドレ・ジョーダンが新型コロナウイルス感染のため、残りのシーズン不参加がすでに決まっている。