ウィザーズの八村塁、東京五輪出場に意欲「チャンスがあれば出たい」

ワシントン・ウィザーズの八村塁がZOOM会見に臨み、2021年に延期となった東京オリンピックへの想いを明かした。 従来であれば、今シーズン終了後にあたる7月に東京オリンピックに臨む予定だったが、新型コロナウイルスの影響により延期が決定。感染の世界的流行は収まっておらず、1年後に開催されるかどうかも不透明な状況だ。八村にとって、戦い続ける原動力となってきただけに、4年に一度の祭典に懸ける想いは強いという。

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「オリンピックでプレイするのを大きな目標としてやってきたなかで、こうなってしまったのは残念に思っています。来年できればやりたいし、まだチャンスはあると思う。僕もそのために準備していきますし、日本代表チームとしても準備していかなきゃいけない。どういう状況で、どういう日程になるかも分かりませんが、チャンスがあればプレイしたいです」 イースタン・カンファレンス9位(24勝40敗)のウィザーズは、プレイオフ出場最終枠となる8位オーランド・マジック(30勝35敗)と5.5ゲーム差で22チーム参加形式のシーズン再開を迎える。中断期間に体がひと回り大きくなり、シュートやボールハンドリングの向上にも取り組んだという八村。スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)も『The Focus TV』で成長に太鼓判を押している。 「ルイはより良い3ポイントシューターになると思う。シーズン当初はシュートが直線的で、もう少し弧を描かせる必要があったけど、それを改善した。すぐに軌道修正できる新人は多くない。彼は良い感じに見えたよ」 宮城県の明成高校からゴンザガ大へ進学した八村は、2019年のドラフトで日本人選手として史上初となる1巡目指名(9位)を受けてウィザーズ入り。『エア・ジョーダン』と契約するなど、華々しく世界最高峰のリーグに飛び込んだ。 ルーキーイヤーでいきなり開幕スタメンを飾ると、苦しい台所事情のなかスモールフォワード、パワーフォワード、センターをこなし、レギュラーとして奮闘。昨年12月16日(日本時間17日)のピストンズ戦で右鼠径部を痛め、約1か月半の離脱を余儀なくされたが、シーズン中断まで41試合に出場して平均13.4得点、6.0リバウンド、1.7アシスト、シュート成功率47.8%、3ポイント成功率27.4%を記録した。 八村は東京オリンピック出場を視野に入れつつ、まずは逆転でのプレイオフ進出を勝ち獲るべく、目の前の戦いに全身全霊を注ぐ。

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