隔離中もチームのレベルアップを図るウィザーズHC「時間を厳守して練習に取り組む彼らに感心している」

ワシントン・ウィザーズのスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)が、新型コロナウイルスの影響で自主隔離状態にあるなか、どのようにコーチングを行っているかについて、『NBC Sports Washington』との電話会議で明かした。 リーグが中断されてから1カ月以上が経った今、メール、電話、FaceTimeなどを通して選手やスタッフと連携を取っているとしたブルックスHC。この隔離期間中におけるチームの取り組みについて、「時間を厳守して練習に取り組む彼らに感心している」と満足げに語った。 ブルックスHCはシーズン中断中もウェブ会議アプリ『Zoom』を通してドリブル、筋トレ、ヨガなどのトレーニングを実施。また、選手のバスケットボールIQを高めるためのレッスンも行っているとし、その教材のひとつとして、2010年のNBAファイナル第7戦におけるロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントをピックアップしたのだという。 得点することに苦戦するも、リバウンドやディフェンス、そしてベンチからチームメイトを励ますことで勝利に大きく貢献していた部分が参考になると、ブルックスHCはコービーを教材に選んだその理由を述べている。 シーズン中断により空いた時間を有効活用し、チームのレベルアップを図るウィザーズ。リーグ再開後、八村塁を含めた選手たちの活躍に期待が高まる。

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