コービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ケビン・ガーネットら9名が殿堂入り

NBAはロサンゼルス・レイカーズの元スター選手のコービー・ブライアント、サンアントニオ・スパーズで5度の優勝を経験したティム・ダンカン、2008年にボストン・セルティックスを優勝に導いたケビン・ガーネットら9名が、2020年のバスケットボール殿堂入りメンバーに選ばれたと発表した。 1月のヘリコプター墜落事故により急逝したコービーの妻のバネッサ・ブライアントは、コービーの殿堂入りについて『ESPN』のビデオインタビューで「間違いなく彼のNBAキャリアにおけるピークです。彼がアスリートとして達成したことのひとつひとつが積み重なって、この殿堂入りにつながりました」とコメントしている。 今年のバスケットボール殿堂入りメンバーは以下の通り。 ・コービー・ブライアント レイカーズでプレイしたNBAの20シーズンで、1試合平均25.0得点、5.2リバウンド、4.7アシストを記録。5度のNBA優勝、NBAオールスターゲーム出場18回。2008年にシーズンMVPを受賞。通算得点でNBA歴代4位。 ・ティム・ダンカン スパーズでプレイしたNBAの19シーズンで、1試合平均19.0得点、10.8リバウンド、3.0アシスト、2.2ブロックを記録。5度のNBA優勝、NBAオールスターゲーム出場15回。2002年と2003年にシーズンMVP、1998年には新人王を受賞。 ・ケビン・ガーネット ミネソタ・ティンバーウルブズ、セルティックス、ブルックリン・ネッツでプレイしたNBAの21シーズンで、1試合平均17.8得点、10.0リバウンド、3.7アシストを記録。2004年のシーズンMVP。最優秀守備選手賞に輝いた2008年にNBA優勝を達成。 ・タミカ・キャッチングズ インディアナ・フィーバーでプレイしたWNBAの15シーズンで、1試合平均16.1得点、7.3リバウンド、3.3アシスト、2.4スティールを記録。WNBA優勝を果たした2012年のWNBAファイナルMVP。2011年にはWNBAシーズンMVPを受賞。WNBAオールスターゲーム出場10回。 ・ルディ・トムジャノビッチ コーチとしての13シーズン(ヒューストン・ロケッツとロサンゼルス・レイカーズ)で、通算527勝416敗を記録。ロケッツの選手としてプレイした11シーズンで、1試合平均17.4得点、8.1リバウンド、2.0アシストを記録。ロケッツのヘッドコーチとして2度のNBA優勝を経験(1994年、1995年)。 ・エディ・サットン クレイトン大学、アーカンソー大学、ケンタッキー大学、オクラホマ・ステイト大学、サンフランシスコ大学のコーチとして、37シーズンで通算806勝326敗を記録。 ・キム・マルキー ベイラー大学女子チームのコーチとして、20シーズンで通算604勝101敗を記録。 ・バーバラ・スティーブンズ クラーク大学、マサチューセッツ大学、ベントレー大学のコーチとして、43シーズンで通算1058勝291敗を記録。 ・パトリック・バウマン 2003年から2018年までFIBAの事務総長を務めた。

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