3月15日(日本時間16日)、デトロイト・ピストンズがチームから新型コロナウイルスの感染者が出たことについて、以下の通り声明文を発表した。 「デトロイト・ピストンズから新型コロナウイルスの感染者が出てしまいました。この選手は、11日(同12日)からチームのメディカルスタッフの管理下で隔離されていました。 14日(同15日)、新型コロナウイルスの予備検査でこの選手が陽性であることが発覚しました。選手、組織、リーグ全体、そしてこの状況によって影響を受ける可能性があるすべての人々の健康と安全が最優先されます。 現在チームのメディカルスタッフ、州や地方自治体、公衆衛生当局、およびリーグと緊密に連携し、適切な報告を行なっています。感染が発覚した選手は、引き続き隔離された場所でチームのメディカルスタッフの管理下に置かれます」 新型コロナウイルス拡大の影響でリーグが中断される中、ユタ・ジャズのルディ・ゴベアとドノバン・ミッチェルに続き、NBAから3人目の感染者を出してしまった。ピストンズは感染者の名前を伏せているが、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、感染したのはクリスチャン・ウッドであると14日(同15日)に報じている。 7日(同8日)に行なわれたジャズ戦でゴベアとマッチアップしたウッドは、その1週間後に感染が発覚している。なお、この状況に詳しいピストンズの関係者が同記者に伝えたところによると、ウッドの容態は安定しているとのこと。