ダラス・マーベリックスのティム・ハーダウェイJr.は、昨シーズンの途中、トレードでニューヨーク・ニックスからトレードで加入した。しかし、同時に入団したクリスタプス・ポルジンギスがスポットライトを浴び、ハーダウェイJr.への注目度はほとんどなかった。 その鬱憤を晴らすかのように、今シーズンの彼はここまで1試合平均15.3得点と、ルカ・ドンチッチ、ポルジンギスに続く得点源として活躍している。特に3ポイントシュートは1試合平均で約7本も放ち、40.8%と高確率で沈めているのだ。 スポーツ専門誌『Sports Illustrated』のダルトン・トリッグ記者は、今シーズン終了後にプレイヤーオプションの契約となるハーダウェイJr.について、マーベリックスが長期契約を結びたい意向を持っていると報じている。さらに、オーナーを務めるマーク・キューバンのコメントをこう紹介している。 「加入当時、彼がここまで活躍すると思っていたと言ったら嘘をつくことになる。THJ(ハーダウェイJr.)はエリートシューターになった。彼はチームを本当によくしてくれている。私たちは彼が長期にわたってチームにいると見ている。彼もここにいたいと思っているとことを知っている」 今季のハーダウェイの3ポイントシュート成功率は、キャリアベストの数字。またトリッグ記者は、キャッチ&シュートによる3ポイントについて、昨季は成功率32%だったが今季は44%と大きく向上していると言及している。