2月26日(日本時間27日)、NBAのバスケットボール運営部門エグゼクティブ・バイスプレジデントのキキ・バンダウェイ氏は、不快なジェスチャー、また放送禁止用語をテレビ中継中に用いたフィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードに対し、2万5000ドル(約280万円)の罰金処分を下したことを発表した。 問題となったのは24日(同25日)のアトランタ・ホークス戦での出来事。試合残り17秒、76ersの17点リードと勝敗はほぼ決していたが、ボールをスティールしにきたホークスのケビン・ハーターに驚いたエンビードは、ハーターに対して反射的に中指を立ててしまう。 また、その直後のインタビューで「テレビであんなことをしてしまい申し訳ありません」と自らの行動を謝罪したエンビードだったが、別の質問で放送禁止用語を使ってしまい、結果的にこちらも処分の対象となった。 失態を演じたエンビードだが、オールスター以降は3試合で平均35.0得点、13.7リバウンド、2.0スティール、1.3ブロックと好調。この調子を維持し、自ら犯した失敗をプレイで取り返したいところだ。