NPO団体がレイカーズのレブロン・ジェームズのメディア会社を提訴

『ESPN』によると、メリーランドにある『Game Plan, Inc.』というNPO団体が、「More Than An Athlete」というフレーズの使用を巡って、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズのメディア会社を提訴したそうだ。 2月18日（日本時間19日）に連邦裁判所に提出された訴状によると、レブロンによってプロデュースされたフレーズを使用したとして、ESPN、ナイキ、人気NBAゲーム『NBA 2K』の制作会社も訴訟の対象とされている。NPO団体はレブロンのメディア会社のUninterruptedに対して、3300万ドル（約36億円）の損害賠償と、フレーズの使用差し止めを要求しているようだ。 青少年の育成を目標とした非営利団体である『Game Plan, Inc.』は、2016年6月（現地時間）に「I Am More Than An Athlete」というフレーズの商標登録の申請をし、そのフレーズをプリントしたTシャツを着て現地2017年10月8日に行われたワシントン・ウィザーズ対クリーブランド・キャバリアーズの試合に行ったと主張している。その時に、団体のメンバーはウィザーズのスター選手のジョン・ウォールと記念撮影をしたと、訴状には書かれている。 訴状によると、『Game Plan Inc.,』は現地2018年6月5日に、団体のロゴとフレーズを組み合わせたデザインの商標登録の取得に成功したそうだ。 レブロンは、現地2018年2月17日にFOXのコメンテーターのローラ・イングラムが「（NBA選手は政治に口出しせずに）黙ってドリブルしていろ」と発言したことを受けて、ナイキのアパレルや、ESPNの番組や、『NBA 2K』の中で「More Than An Athlete」というフレーズを使ったキャンペーンを展開した。 Uninterruptedは、声明文の中で「『Game Plan Inc.,』によって提出された訴状には何のメリットも無く、事実と異なる点が多々ある。我々は『More Than An Athlete』の商標登録を所有している」と主張している。 ESPNはコメントを差し控えている。

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