224cmという長身にも関わらず3ポイントシュートも軽々と決めてしまうダラス・マーベリックスのボバン・マリヤノビッチが、「(NBAオールスター・ウィークエンドのイベントに出場する機会があったら)3ポイントコンテストではなくスラムダンク・コンテストに出場したい」と、冗談交じりに語ったそうだ。 ESPNのティム・マクマホン記者によると、マリヤノビッチはスラムダンク・コンテストの方を選んだ理由について「ジャンプしなくてもダンクできる選手は俺ぐらいしかいないからね。きっと俺は10点満点を獲得できるはず」と答えたそうだ。 だが、マリヤノビッチのチームメイトのルカ・ドンチッチは「(マリヤノビッチは)3ポイントコンテストに出場すべきだ。俺よりも彼の方が適任だ」とコメントしていたと、マクマホン記者はツイートしている。 『Clutchpoints.com』のクリスチャン・アラモディン記者は、マリヤノビッチがNBAオールスター・ウィークエンドのイベントに出場すべき理由について、以下のようにまとめている。 マリヤノビッチはスラムダンク・コンテストの出場者の中でも特別な存在になるはずだ。彼は、少し踵を浮かせるだけでダンクできるからだ。たしかに、高く跳躍しないダンクには迫力が無い。しかし、映画「ジョン・ウィック3」にも出演したマリヤノビッチにはファンタスティックなユーモアと意外性がある。 今シーズンのマリヤノビッチの成績は1試合平均5.8得点、4.2リバウンドという平凡なものだが、彼はアリーナ内の全てのファンを楽しませる人間性を持っている。 もし彼がスラムダンク・コンテストに出場し、親友のトバイアス・ハリスと協力したダンクを披露したら、そのシーンはNBAオールスター・ウィークエンドのハイライトの1つになるはずだ。