フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)のエルトン・ブランドGM(ゼネラルマネージャー)が、ザイール・スミスのルーキー契約最終年にあたる2020-21シーズンの契約のチーム・オプションを行使したと発表した。 スミスは、今月に入って行われたシクサーズのプレシーズンゲームの4試合全てに出場しており、直近のデトロイト・ピストンズ戦では12分間の出場で7得点を記録した。また、彼は今年7月にラスベガスで開催されたNBAサマーリーグでは1試合平均12.4得点、1.4スティール、フィールドゴール成功率48%という成績を残した。 プロ入り1年目の昨シーズン、スミスは6試合に出場し(うち2試合に先発)、1試合平均18.5分間のプレイで平均6.7得点、2.2リバウンド、1.7アシストという成績を残した。彼は、現地4月10日に行われたレギュラーシーズン最終戦のシカゴ・ブルズ戦で32分間プレイし、17得点、4リバウンド、5アシスト(全てキャリアハイ)を記録している。 2018年のNBAドラフト1巡目全体16位でフェニックス・サンズに指名されたスミスは、ドラフト当日のトレードでシクサーズに移籍した。 スミスは1年間だけ在学したテキサス・テック大学で1試合平均28.4分間プレイし、平均11.3得点、5リバウンド、1.8アシスト、1.1ブロック、1.1スティールという成績を残している。彼は2018年のNCAAトーナメントでプレイした4試合で1試合平均12得点、7.3リバウンド、2.5アシストという活躍を見せ、テキサス・テック大学バスケットボール部をチーム史上初のNCAAトーナメント・エリート8に導いている。