FIBAワールドカップ準々決勝:リッキー・ルビオの活躍でスペイン代表が準決勝進出!

9月10日に行われたFIBAワールドカップ準々決勝のスペイン代表対ポーランド代表は、今大会で絶好調のリッキー・ルビオ(フェニックス・サンズ)の活躍により、スペイン代表が90-78で勝利して準決勝進出を決めた。 ルビオは、第4Q(クォーター)に勝負を決定づける3ポイントシュート2本決めるなど、19得点、9アシスト、5リバウンドという大活躍を見せた。スペイン代表は、準決勝でオーストラリア代表対チェコ共和国代表の勝者と対戦する。 スペイン代表では、ルビオのほか、ウィリー・エルナンゴメス(シャーロット・ホーネッツ)が18得点、ルディ・フェルナンデス(元ポートランド・トレイルブレイザーズ)が16得点、マルク・ガソル(トロント・ラプターズ)が10得点、7アシスト、ファン・エルナンゴメス(デンバー・ナゲッツ)が14得点を記録している。今大会は6勝0敗で準決勝に進むスペイン代表だが、過去2大会のFIBAワールドカップ(当時は世界選手権)ではいずれも準々決勝で姿を消していた(2014年はフランス代表に敗戦、2010年はセルビア代表に敗戦)。 ポーランド代表では、AJ・スローターが19得点、アダム・ワチンスキーが15得点を記録した。1967年以降、ポーランド代表はワールドカップを8位以下で終えたことがない。 試合時間残り5分42秒でポーランド代表が76-72の4点差に詰め寄ったが、続く3分間でスペイン代表が再びリードを広げた。スペイン代表の連続得点は、エルナンゴメスの3ポイントプレーを皮切りに、ルビオの2本の3ポイントシュート、ガソルのアシストによるヴィクトール・クラベールのダンクと続き、試合時間残り2分41秒には87-72とポーランド代表を大きく引き離した。 前回スペイン代表が準決勝に進んだのは2006年のことで、その時に彼らは優勝を果たしている。 今大会で、スペイン代表はとても好調だ。彼らは、チュニジア代表を39点差、プエルトリコ代表を10点差、イラン代表を8点差、イタリア代表を7点差、セルビア代表を12点差、そしてポーランド代表を10点差でそれぞれ下してきた。 スペイン代表の強さの秘訣はボールハンドリングだ。ポーランド戦でも、彼らは32本のフィールドゴール成功で28アシストを記録している。

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