カワイ・レナードについて語ったロウリーと、彼のラプターズでの今後

昨シーズン、トロント・ラプターズのリーグ初優勝に大きく貢献したカワイ・レナードとカイル・ロウリーは、シーズンを通して固い絆を築いてきた。それは、レナードが今オフのフリーエージェントで地元ロサンゼルスに戻る決断をして以降も変わらない様だ。 「Sports Illustrated」のクリス・マニックス記者によれば、レナードの良き理解者であったロウリーはオフシーズン中、レナードと連絡を取っており、彼が何故ロサンゼルス・クリッパーズを選択したかを理解していたそうだ。 「レナードがチームを去る事については驚かなかったよ。仲間の決断はいつも支持しているからね。俺が素晴らしい事を成し遂げる為の手助けをしてくれた彼は特にね。彼は俺の友人で、凄く良い奴なんだ。彼は地元に戻る決断をしたが、彼の事を思うと俺も嬉しいよ。家族や友人の元に帰る事を選択した彼の決断を尊重し、喜んであげないとね。」 ラプターズは、今オフにロサンゼルス・レイカーズに移籍したダニー・グリーンとレナードを除いて、昨シーズンと同じラインナップで今シーズンを迎える事となる。しかし、来オフのラプターズのロスターは大きく変化する事になるだろう。何故なら、ロウリーを筆頭にサージ・イバカ、フレッド・バンブリード、マーク・ガソルが来オフに完全フリーエージェントとなるからだ。 オールスター選出5度を誇るベテランのロウリーは、ラプターズ残留の意思を示しているとマニックス記者は報じたが、チームの意思決定に感情を持ち込まない事で有名なマサイ・ウジリ球団社長は、果たしてロウリーの希望を受け入れてくれるのだろうか。 来オフのラプターズについては様々な憶測がある中、フリーエージェントとなる4人の内、高年な33歳のロウリー、34歳のガソル、そして29歳のイバカとは契約を結ばず、若手のバンブリードやパスカル・シアカムを中心としたロスター再建を図ると、「Bleacher Report」のジョセフ・ザッカ―記者は予想している。 現時点では来オフにロウリーがラプターズと再契約を結ぶかは分からない。いずれにせよ、彼はラプターズをフランチャイズ史上初のリーグ優勝に導いた事により、チームの歴代ベストプレーヤーの一人として、その名を歴史に刻んだ事は間違いない。今後のラプターズやロウリーの動向から目が離せない。 スポヲタ:ビタラフ アドル

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