ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズが、フリーエージェントのアイザイア・トーマスとの1年契約に合意したそうだ。 30歳のトーマスは、2017-18シーズンはロサンゼルス・レイカーズとクリーブランド・キャバリアーズでプレーし、昨シーズンはデンバー・ナゲッツに所属していた。しかし、彼はナゲッツでは12試合しか出場せず、その間の成績は1試合平均8.1得点、1.9アシストという内容だった。 ボストン・セルティックス時代にはオールスターにも出場した経験を持つ身長175cmのトーマスは、セルティックスのライバルにあたるウィザーズでプレーすることを選んだ。 2017年に殿部を手術した影響で、トーマスは直近の2シーズンで合計44試合にしか出場しておらず、その間のパフォーマンスも全盛期とは程遠いものだった。ウィザーズは、先発ポイントガードのジョン・ウォールがアキレス腱断裂で来シーズンを全休する可能性が高いため、トーマスにとっては自分の力を証明する良い機会が到来したと言える。 ESPNの取材に対し、トーマスは「俺のパフォーマンスは以前のレベルに戻っている。俺は、再び自分の力を証明できることを嬉しく思っている」とコメントしている。