ニューヨーク・ニックスのセンターのジョアキム・ノアが、近々チームを解雇されるようだ。The Athleticのシャムス・シャラニア記者のリポートによると、トレーニングキャンプが始まる前にニックスがノアを解雇する可能性が高まっているようだ。 シャラニア記者は、以下のようにツイートしている。 「ニックスが、トレーニングキャンプが始まる前にセンターのジョアキム・ノアを解雇するようだ。チームはノアをトレードする道を探り続けたが、彼を解雇して残り契約を分割払いにする手段を選ぶ可能性が高まっている。」 先月、ニックスがノアを放出する意向だという噂が出ていたが、ここにきてその噂が現実味を帯びてきた形だ。今年2月初旬、ニックスは、ノアが無期限でチームを離れることを認めたと発表していた。ノアは現地1月25日からチームに帯同していなかった。 ノアが現地25日の試合から数えて5試合連続で試合を欠場していた当時、複数のメディアが、当時ニックスのヘッドコーチをしていたジェフ・ホーナセックとノアとの間に確執があることを報じていた。ホーナセックは昨シーズン終了後すぐに解雇され、代わりにフィズデールがニックスのヘッドコーチに就任している。 2016年のオフにニックスと契約し、チームのディフェンスとフロントラインにインパクトを与える存在になると期待されたノアだが、彼は相次ぐ怪我に悩まされ、ニックスでは僅か53試合にしか出場していない(うち46試合に先発)。 2017年の3月、彼はNBAが規定する薬物違反規定に抵触し、リーグから20試合の出場停止を言い渡された。その出場停止により、彼は2017-18シーズン最初の12試合を欠場している。ノアは、2016-17シーズンには1試合平均26分間のプレーで5得点8.8リバウンドという成績を残していたが、昨シーズンは僅か8試合の出場で1試合平均5.7分間しかプレーしておらず、平均1.7得点2リバウンドと大幅に成績を落としている。