ボストン・セルティックスが2008年に優勝した際、ロスターにいたブライアン・スカラブリニが、第3戦のキーマンにダラス・マーベリックスのカイリー・アービングを挙げている。シリーズ2連勝と絶好調のセルティックスに対して、その間アービングはFG成功率35.1%、3ポイントは8本すべて失敗と苦戦を強いられている。 しかしスカラブリニは、マーベリックスがホームに戻る第3戦はこれまでのようにはいかないだろうと警鐘を鳴らしている。 「試合のキーマンはカイリー・アービングだ。史上最高のオフェンシブ・バックコートと言われた彼が、シリーズ平均14点だ。ただ、彼の才能に異論はないだろう。カイリーを5試合連続で抑えるのは難しい。第3戦、彼はプレッシャーを感じているだろうし、それと同時に大事な場面で活躍もしてきた実績がある。彼はもっといいプレイをするだろう」 リーグ最多となる18度目の優勝まであと2勝に迫るセルティックスだが、マーベリックスは地元で巻き返しを図りたい。スカラブリニの予言通り、アービングはチームを救う活躍を披露できるか。