ゴールデンステイト・ウォリアーズが、今季限りでロサンゼルス・レイカーズを解任されたダービン・ハムをアシスタントコーチとして迎え入れるべく話し合いの場を設けたという。『The Athletic』のアンソニー・スレイター記者がリーグ関係者の話として報じた。 ハムはレイカーズとの契約が2年残っていたが、プレイオフ1回戦でデンバー・ナゲッツに敗れた直後に解雇されていた。一方でウォリアーズも、今季はプレイイン・トーナメントでサクラメント・キングスに敗れ、プレイオフ進出を逃していた。 またウォリアーズは、ケニー・アトキンソンACが他チームにヘッドコーチとして移籍する可能性があること、今年1月にデヤン・ミロイェヴィッチACが亡くなったことを受けてコーチングスタッフの増員を検討していると、スレイター記者は報じている。 ただし、スレイター記者はウォリアーズとハムとの間で話し合いが行なわれたものの、「何かが具体化する見込みはない」との見解を示している。とは言え、ウォリアーズがコーチ陣を強化したいと考えているのは事実のようで、ヘッドコーチ経験者や元選手といった人材を探しているという。 6月末のNBAドラフトや7月のフリーエージェントとの交渉を前に、これからコーチ界隈の人事が活発になりそうだ。