日本時間3月28日(現地27日)、ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が敵地でのメンフィス・グリズリーズ戦に出場し、ゲームハイの32点、10リバウンドを記録した。3ポイントはキャリアハイとなる7本成功。チームも136-124で勝利している。5連勝としたレイカーズは、プレイイン・トーナメントを回避できるウェスト6位のダラス・マーベリックスに2.5ゲーム差まで迫った。 前日のミルウォーキー・バックス戦で左膝を痛めたアンソニー・デイビスが欠場したなか、八村は攻守で躍動。フィールドゴールを11/14(78.6%)、3ポイントを7/8(87.5%)と高確率で沈めた。レブロン・ジェームズも、「塁のシュート力とフロアを広げる力は、チームにとって大きかった。彼は今夜ずっと集中していたね」と、活躍を高く評価している。 また、敵将のテイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)も、「八村は(レイカーズの)素晴らしいボールムーブメントの恩恵を受けていたね。我々は後半にアジャストしたけど、少し私の判断が遅れたのだろう」とコメントしている。 レイカーズは八村のほか、ジェームズが23点、14リバウンド、12アシストのトリプルダブルを達成。ディアンジェロ・ラッセルが23点、オースティン・リーブスが13点、11アシストを記録している。 敗れたグリズリーズは、左アキレス腱の負傷により2023年3月から欠場が続いていたブランドン・クラークが復帰。21分出場して6点をマークした。「復帰初戦を終えられて嬉しい。勝ちたかったけどプレイするのは楽しいね」と、久々の実戦を振り返っている。