シカゴ・ブルズは日本時間3月22日(現地21日)に敵地トヨタ・センターで行われたヒューストン・ロケッツ戦に117-127で敗れた。第3クォーター途中にはエースのデマー・デローザンがフレイグラントファウル2で一発退場となったが、その発端となったロケッツのディロン・ブルックスの行動を非難している。『シカゴ・サンタイムズ』のジョー・コウリー記者が伝えた。 ロケッツ戦にスターターで出場したデローザンは、24分間のプレイで16得点(フィールドゴール4/15、3ポイント0/1、フリースロー8/9)、2リバウンド、2アシスト、2スティールを記録。そのなかで第3クォーター残り6分12秒、デローザンはディロン・ブルックス相手にドライブを仕掛け、華麗なターンからレイアップを狙うもジェフ・グリーンにブロックされた。 その後の守備で、デローザンはボールを運んできてピック&ロールを狙ったロケッツのジェイレン・グリーンに激しくプレッシャーをかけ、衝突するような形でファウルを取られる。すると、ジェイレン・グリーンが傷んでいる間にデローサンとブルックスの口論が起こり、両チームの選手が入り乱れる騒動となった。 映像によるレビューが時間をかけて行われ、デローザンはフレイグラントファウル2を取られて一発退場。背を向けているデローザンに詰め寄り、手をかけたところを振り払われたところから睨み合いの口論となったブルックスもテクニカルファウルで退場となった。 デローザンは当該シーンについて、「僕に詰め寄ってきた。僕は背を向けている選手に詰め寄るような真似はしない。いや、そんなことするべきじゃない。ファウルのあと、僕はその場から離れた。背後から詰め寄るのは問題だと感じた」と、ブルックスを非難していた。