かつてボストン・セルティックスなどでプレイしたエリック・モントロスが、日本時間12月18日(現地17日)に52歳で逝去したと家族が明かした。モントロスは今年3月からガンの治療を開始していたが、この日自宅で家族に見守られながら息を引き取ったという。 モントロスの家族は母校であるノースカロライナ大学を通して、「彼の家族は、彼が持ち前の決意と品格を持って闘病する中で、多くの人々から寄せられた支援と愛情に心から感謝している」との声明を発表している。 モントロスは1990年から1994年までノースカロライナ大学でプレイ。1993年にはNCAAトーナメントを制して全米優勝を経験している。1994年のNBAドラフト1巡目9位でセルティックスに指名されNBA入り。8年のキャリアを通して、ダラス・マーベリックス、ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)、フィラデルフィア・76ers、デトロイト・ピストンズ、トロント・ラプターズでプレイした。引退後は18シーズンにわたってノースカロライナ大学の試合を放送するラジオで解説者として活躍。慈善活動にも熱心に取り組むことでも知られた。