ロサンゼルス・クリッパーズは日本時間11月15日(現地14日)に行なわれたデンバー・ナゲッツ戦に108-111で惜敗した。これでチームは6連敗。ジェームズ・ハーデン加入後も5連敗と勝利から遠のいている。 しかし、ハーデンは昨季王者に最後まで接戦に持ち込めたことに手応えを感じているようだ。35分プレイして21点、4アシストを記録した試合後、「トレーニングキャンプもプレシーズンもなかったから、その場で学ぶような感じだった。ジェームス・ハーデンとしてあるべき姿になることもそうだ。今夜は間違いなく正しい方向への新たな一歩だったし、改善し続けるだけ」と振り返っている。 対戦相手だったナゲッツのレジー・ジャクソンも、「彼らはまだ状況を解決しようとしている最中。多くの才能がオーバーラップしているからね。ただスーパースターは何だってできるもの。彼らは今夜我々に素晴らしいパンチを見舞った」と、スター揃いのクリッパーズの破壊力を認めている。 発展途上ながら着実にポテンシャルの高さを感じさせているクリッパーズ。ハーデンも確かな手応えを感じているだけに、新天地での初勝利は近いかもしれない。 クリッパーズは18日(同17日)に本拠地でヒューストン・ロケッツと対戦する。