日本時間11月7日(現地6日)、NBAはNBAオールスター2025の開催地をサンフランシスコ・ベイエリアに決定したと発表した。第74回大会として行なわれる。メインイベントのオールスターゲームは、2025年2月17日(同16日)にゴールデンステイト・ウォリアーズの本拠地チェイス・センターで開催される。2019年にオープンした同会場でオールスターが開催されるのは初。その他のイベントは、モスコーニ・コンベンションセンター、オークランド・アリーナを含むベイエリア全域で開催される。 ウォリアーズのホームがオールスターのホストとなるのは、1967年、2000年に次いで3度目。チェイス・センターで会見を開いたアダム・シルバー・コミッショナーは、「バスケットボールの長い歴史があるサンフランシスコ・ベイエリアで、NBAオールスターを開催できるのは喜ばしいこと。NBAオールスターをベイエリアに復活させてくれたウォリアーズの首脳陣、そして組織全体に感謝したい」と述べている。 なお、2000年大会ではシャキール・オニール(当時ロサンゼルス・レイカーズ)とティム・ダンカン(当時サンアントニオ・スパーズ)がMVPをW受賞し、オールスター初出場となったアレン・アイバーソン(当時フィラデルフィア・76ers)はイーストトップの26点を記録。さらにビンス・カーター(当時トロント・ラプターズ)がスラムダンク・コンテンストで優勝したりと、数々の名場面が誕生している。 1967年大会でも、当時ウォリアーズに所属していたリック・バリーが38点でMVPに輝き、チームメイトのネイト・サーモンドも16点、18リバウンドを記録。ウォリアーズ勢の活躍が光った一戦だった。2025年大会でもサンフランシスコにゆかりのある選手の活躍や、2000年大会のような名場面の誕生を期待したい。