スパーズ新人ウェンバンヤマが自己最高の38得点 連続対戦のデュラントも称賛「自分の道を切り開くだろう」

サンアントニオ・スパーズは、日本時間11月3日(現地2日)に敵地で行われたフェニックス・サンズ戦で132-121と勝利し、今季初の2連勝を飾った。ビクター・ウェンバンヤマが自己ベストの38得点を叩き出したなか、サンズのケビン・デュラントが19歳の新人を称えている。『Bleacher Report』のアダム・ウェルズ記者が伝えた。 サンズとの2連戦初戦となった11月1日(同10月31日)の対戦では、ケルドン・ジョンソンがチームトップの27得点、今年のドラフト全体1位指名のウェンバンヤマも18得点、8リバウンドを記録して115-114と接戦を制したスパーズ。続く3日の2戦目では、ウェンバンヤマがキャリアハイの38得点(フィールドゴール15/26、3ポイント3/6、フリースロー5/6)、10リバウンド、2アシスト、1スティール、2ブロックと圧巻の活躍を披露し、相手エースのデュラントが挙げた28得点(フィールドゴール10/15、3ポイント3/5、フリースロー5/9)を大きく上回った。 身長224cmの19歳ウェンバンヤマはルーキーイヤーの今季、ここまで5試合に出場して平均28.6分間プレイし、平均20.6得点、8.0リバウンド、1.6アシスト、1.4スティール、2.2ブロック、フィールドゴール成功率50.0%を記録。グレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)は「多才な選手」と称し、サンズとの2戦目では「自分に自信を持っているし、信じられないようなプレイをいくつか見せた」と評価する言葉を残した。 リーグを代表するスーパースターであるデュラントは自身とウェンバンヤマの比較を尋ねられると、「彼は独自の選手で、自分の道を切り開くだろう」とコメントしている。 サンズとの連戦に2連勝を飾ったスパーズは現在、3勝2敗でウエスト8位。2018-19シーズンを最後にプレイオフから遠ざかるなかで、新星ウェンバンヤマが救世主となるだろうか。

【お知らせ】10月31日(火)17時より「Public Viewing in Cinema〜映画館でレイカーズ対サンズ戦をLIVEで観よう〜」のチケット一般販売開始

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