9月3日、FIBAワールドカップ2023でアメリカ代表はリトアニア代表と対戦し、104-110で敗戦した。この一戦で注目されたのが、リトアニアのバイダス・カリニャウスカスがアメリカのオースティン・リーブス(ロサンゼルス・レイカーズ)に対して、舌を出して挑発しているように見えた写真である。試合後、カリニャウスカスがトラッシュトークについて秘話を明かしている。 「昨シーズン、彼の兄と一緒にプレイしていたんだ。それで試合前に彼と話したんだけど、『ヤツにトラッシュトークを仕掛けろ』って言われた。だからそうしたのさ」 オースティンの兄スペンサーは、昨年ドイツのブローゼ・バンベルクでプレイしていた。兄が自身ではなく相手選手へアシストするという展開となったオースティンだが、「彼らはいいチームだし今夜それを証明した」と、リトアニアの強さを認めている。 この一戦により、アメリカはイタリア、リトアニアはセルビアと決勝トーナメント1回戦を戦うこととなった。