11年のNBAキャリアで平均12.7リバウンドを記録しているシカゴ・ブルズのアンドレ・ドラモンドが、ポッドキャスト番組『The Comfortable Pod』で「自分は史上最高のリバウンダーだと思う」と語っている。 「かつては40分以上プレイしていた。自分はオールスター、オールNBAにも選出されたんだ。殿堂入り候補で、史上最高のリバウンダーだ。キャリアを通して素晴らしいことを成し遂げてきた。これまでのキャリアを通して積み重ねてきたことを鑑みれば、殿堂入りするチャンスはあると思う」 ドラモンドの通算リバウンド奪取率24.85%は、1970-71シーズン以降では並み居るリバウンダーを抑えて堂々のトップである。さらに2017-18シーズンには歴代5位となる26.23%をマークしている。 一方で近代バスケットボールではセンターでも3ポイントをはじめ器用さが求められるが、ドラモンドはペイントエリアで泥臭く働くタイプである。『NBC Sports』は、これまで4度リバウンド王に輝いているドラモンドが最高峰のリバウンダーであり、素晴らしいキャリアを送っていることは認めつつ、殿堂入りのためにはそれ以上のものが求められるとしている。 近年は途中出場が多くなっているドラモンドだが、まだ30歳。新シーズンでは殿堂入りを決定づけるパフォーマンスを披露できるか。