日本時間6月30日(現地29日)、フェニックス・サンズがブラッドリー・ビールの入団会見を開いた。ビールはワシントン・ウィザーズからトレードで加入。ケビン・デュラント、デビン・ブッカーといったリーグ有数のスコアラーとともにプレイできることを喜んだ。 「K(デュラント)、Dev(ブッカー)、DA(ディアンドレ・エイトン)、彼らは素晴らしいフランチャイズのコアだ。相手にはデビンとKを守らせて、自分はダブルチームを受けることが減るし、少し落ち着いていられるから嬉しいよ」 これまで11シーズンにわたりウィザーズの得点源として活躍してきたビールだが、プレイオフでは最高でもカンファレンス準決勝止まりだった。新天地では自身に勝るとも劣らない点取り屋がいる。これまでとは役割も状況も大きく変わる可能性があるものの、ビールのコメントからは前向きに捉えていることが伝わってくる。 「毎日、意味のある試合に出場する機会を得られてとても興奮している。それがここに来る決断を下した最大の理由のひとつだ」。 サンズはプレイオフ・カンファレンス準決勝でデンバー・ナゲッツに6戦で敗れた。さらなる高みを目指すピースとして期待されるビールだが、スコアラーが2人いる一方で司令塔不在という新天地でどのような役割を担うのか注目だ。